~ もうすっかり夏ですね。(那須へ行ってきました) ~
今週日曜日に那須へ行ってきました。
今年の関東は晴天率が低いのですが北関東や東北は雨量が少なく晴天続きということです。そんなわけで那須も結構乾いていました。ちょうど梅雨の中休みで那須も30℃越えの猛暑。茹だる様な暑さでちょっと動くだけでも汗が噴き出ます。長袖は失敗だったと思いながら、滝でマイナスイオンを浴び、カラッとした湿原を散策してきました。
写真は「乙女の滝」です。
那須から板室温泉に向かう途中にあります。乙女の滝の川は沢名川といいます。高さ10m、幅5mのそれほど大きくはない滝ですが滝壺に降りられる清楚な佇まいを持っています。新緑の時期と紅葉の時期がよいでしょうね。この滝で乙女が髪を洗っていたから、とか、乙女の髪に似ている、という言い伝えがあるそうです。この清流の水は下流で那珂川に合流するそうです。
滝の真上を道路が走っているのですがうまく見えない位置にあり、道路から降りて数分なのですが深山の雰囲気があります。滝から小さい渓谷沿いに歩いていけて木漏れ日が綺麗でした。
また、そこから近所の沼ッ原湿原に足を伸ばしました。ここは、那須連山の日の出平(1,786m)と南端白笠山(1,719m)、その西にある西ボッチ(1,410m)に囲まれた盆地状の標高1,230m、東西250m,南北500mの亜高山の湿原です。結構山を登ったところに大きな池があるのでビックリ。昭和49年にできた人工の沼原調整池だそうです。この調整池の横に湿原が広がっています。
5月のザゼンソウ、ハルリンドウ、6~7月のズミ、ニッコウキスゲ、コバイケイソウ、8月のノハナショウブ、アカバナシモツケ、タムラソウ、エゾリンドウなどの開花が見事です。ちょうど今はニッコウキスゲ、コバイケイソウが見事でした。
しかし今年は、ニッコウキスゲが少ないそうで、ほとんど鹿が食べてしまったとか。
ここは那須の御用邸から近いので、昭和天皇がこの湿原をお気に入りになり何度も足をお運びになられたところして知られ、今上天皇ご夫妻も訪れておられるそうです。
今年は水不足らしく湿原らしい雰囲気はあまりなかったので、来年また行ってみたいものです。
野いちごのようです。 「山あじさい」はガクが大きいのが特徴とのことです。
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